ポエム下書きAI執筆

ショートカットを覚えたくない

ショートカットキーを覚えたくない。もっと柔軟に考えて見たい。そんな気持ちで書いたメモ

ktmage更新: 2025/11/2

ショートカットキーを覚えるのは、本質的じゃない

ショートカットキー、ありますよね。

Ctrl + C とか、Ctrl + V とか。

あれを覚えるのって、正直しんどくないですか?

僕もWebエンジニアなので、日常的にコードを書いたり、ブラウザで作業したり、

GitHubでやり取りしたり、Slackで操作したり——つまり、めちゃくちゃショートカットキーを使う環境にいます。

それでも、やっぱり全部は覚えられない。

覚えようとすればするほど、なんか本質からズレていく感じがするんです。


覚えることが目的になってない?

ショートカットキーって、“早く操作するための近道”のはずなのに、

いつの間にか「キーの組み合わせを覚えること」が目的になってしまっている気がします。

「Ctrl + C」や「Ctrl + V」みたいに、頻繁に使う数個の組み合わせなら自然に覚えられる。

でも、その先にある無数のショートカットは、結局覚えられない。

あれもこれも覚えろっていうのは、人間の使い方としてちょっと無理があると思うんですよね。

覚えられたら速い。

でも、覚えなきゃいけないというコストが異常に高い。

この「覚えることが前提」な設計そのものが、なんか不自然に感じるんです。


「押す」という前提を疑ってみる

じゃあそもそも、「キーボードでショートカットを押す」っていう前提、必要なんでしょうか?

ショートカットキーって、言ってみれば「UI操作を短縮するための、キーボード操作」です。

つまり、UIを早く使うためのもの。

でも、実際にそれを使う時って、一瞬でも“キーボードに意識を移す”必要があるじゃないですか。

マウスで作業してる途中に、左手をキーボードに移して、Ctrlを押して…みたいな。

あれ、地味にメンタルの切り替えが必要なんですよ。

一瞬止まるというか、流れが途切れる。

だったら、もう少し“ポインティングデバイスだけで完結できる”方法があってもいいと思うんです。


ラジアルUIという考え方

そこで僕が気になっているのが、「ラジアルUI(Radial UI)」です。

円形にメニューが展開して、マウスの方向入力だけで操作できるやつ。

例えばマウスのサイドボタンを押すと、画面の中央に円形のメニューが出てきて、

そこから方向を選ぶだけで実行できる。

狙わなくていいし、記憶にも残りやすい。

角度と方向だけで選択できるから、操作のストレスがすごく少ない。

キーボードショートカットみたいに「覚えなきゃ使えない」わけでもなく、

UI操作みたいに「ポインターを正確に合わせる」必要もない。

その中間くらいにある、ちょうどいい“ショートカット”の形だと思っています。


本質に近いショートカットとは

僕が言いたいのは、「ショートカットキーをやめよう」ということではありません。

むしろ、ショートカットの本質——「目的までの経路を短くする」こと——を、

もう少し柔軟に考えたいという話です。

キーボードで押すだけがショートカットじゃない。

もっと“人間の手の流れに合った”ショートカットの形があっていい。


というわけで

そんな考えから、今まさにラジアルUIベースのショートカットツールを作っています。

まだ試作段階ですが、

「覚えなくても自然に使えるショートカット」ってどんなものなのか、

自分なりに探ってみようと思っています。

完成したらまた報告します。